第6章

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数日後――― 「姫菜、本当に大丈夫ですか?」 「総司さんは心配しすぎですよ」 玄関のところで2人は話していた 沖田は先日の様に、姫菜がまた浪人に絡まれてしまうのではないかと心配しているのだ 「総司、早くしろよ」 奥で藤堂が急かしている 「私が一緒に行ければ良いのですが…くれぐれも気を付けてくださいよ」 稽古のある沖田は不安そうに見送った 「行ってきます」 姫菜はにっこり笑うと買い物に向かった .
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