第6章

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姫菜は町に出ると手早く買い物を済ませた 「帰りが遅いと総司さんが心配するんだよね」 出掛けの沖田との会話を思い出した姫菜は不思議そうな表情だ 「弘兄もこの間のことは知ってるのに、私が1人で出掛けることを止めないよね?何で総司さんは…」 荷物を持っているため行きより歩く速さが落ちているのに、考え事をしているため余計に遅くなっている その為なかなか屯所にたどり着かない 姫菜はそのことに気付いていない様だ .
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