第6章

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「とりあえず座れ」 沖田は泣いている子ども―凛を座らせると自分も隣に座った 「泣いてばかりで話してくれねぇから俺も詳しい事は知らねぇ。屯所の前で総司の名を呼びながら泣いていたそうだ」 土方は凛の方を見ながら言った 凛は先日壬生寺で遊んだ時にいた子どもの1人で、姫菜によくなついていた 「お姉ちゃんとは姫菜のことですよね?何があったのか私に話してください」 沖田は凛の方を向くと優しく声をかけた .
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