Travelers☆

第６章

｢うん…｣

凛は少しずつ話し出した

その話をまとめると、姫菜が連れ去られる一部始終を見ていた

だが、自分1人ではどうにもならない為、沖田に助けを求めにきたのだった

｢やっぱり1人で行かせなければ良かった…｣

話を聞いた沖田は爪が食い込むほど手を握りしめ、自分を責めた

｢総司、自分を責めるんじゃねぇ。姫菜を助け出すことが先だ｣

土方がそう言ったとき、廊下から声がした

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