Travelers☆

第３章

明け方―まだ陽が昇らないうちに姫菜は目を覚ました

｢ん…｣

眠い目を擦り体を起こすと辺りを見回して呟いた

｢昨日のことは夢じゃないんだ｣

隣では弘毅と沖田がまだ眠っている

姫菜は枕元に置いてある着物に着替えると2人を起こさぬようそっと部屋を出た

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