Travelers☆

第３章

昨日の夕餉とは違い静かな朝餉を済ませた3人は町へ出ていた

｢沖田さん、本当にいいんですか？｣

心配そうに尋ねるのは弘毅

｢近藤さんにお許しをいただきましたから問題ないですよ｣

にっこり笑って沖田は答える

｢でも高いのではないですか？｣

弘毅はまだ不安なようだ

｢だって刀がないと隊務ができないじゃないですか｣

そう、今日は弘毅と姫菜の着物と刀を買いに来たのだ

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