第1章

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数分後― 黙り込んでしまった弘毅を見て姫菜は不安になり思わず声をかけた 「弘兄?どうしたの?」 その声にはっとした弘毅は顔を上げた 「ごめん。姫菜がいろんな場所に行ってみたいとかいうから、どこなら回れるか考えてたんだ」 苦笑いをしたがら弘毅は言った 「連れていってくれるの?」 姫菜は嬉しそうに笑って弘毅に尋ねた .
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