~Prologue~

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『………』 茶髪のショートで体型はモデル体型。 顔もどこかの有名なモデルみたいだった。 何も話さなくて無愛想だけど… こんな顔に口説かれたら女の子なんてイチコロだろうな… そんなくだらない事を考えていると… バサバサッ 「あ…」 (スーパーのチラシ!!) 家計簿に挟んであったはずの゙安売り!!なんでもスーパー゙等のチラシが落ちてしまった。 私は彼の事を忘れ、急いで紙を集め始めた。 ヒュゥゥ… そんなに強くないが、冬は近づくのを確かめさせる様に、風が吹いているので集めにくい。 私が悪戦苦闘していると…大きかった黒い影が小さくなり、私の顔に日が射した。 顔を上げると彼もチラシを拾っていた。 優しい人なんだなあ… 無愛想だと思ったけど優しさが感じられた。 でも、この顔…どこかで見た気が…… まぁ、雑誌だよね。
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