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グツグツ…
野菜が煮込む音がする
キャアキャア
すると今度は双子の女の子が一つの服を両端から引っ張っていた。
夢は二人の内、ツインテールをした子に笑顔を向け、口を開いた。
「優実(ユミ)、その服…静(シズ)に返してあげて?」
優実と呼ばれた女の子はムッとして夢に訴えた。
優「ゆめ姉!!だってこれ…私のだもん!!それを静が…」
夢「うそ…」
服の表示の部分に名前を書いてあるので見てみるど優実゙と書いてあった。
「…本当だ。優実って書いてある。」
私は優実に謝った。
「ごめんね…優実。」
すると優実はニコッと笑った。
優「いいよ!私、ゆめ姉の事大好きだもん!」
優実の笑顔につられて、私も笑顔になる。
夢「ありがとね、優実。」
私は優実から静の方を向いた。
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