ストーリー1

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母『明かり!!何してるの!?早く起きなさい!!』 と、下から母の声が聞こえる。 重い瞼をこすりながらだるい体を起こしカーテンを開けた。 …………………!!?? 私の目の前に窓からずいっと顔を寄せて微笑む男…。 明『ゆ、ゆゆ雄馬!!』 雄『よっ寝坊女』 隣の家に住むアイツ。 いつも私にちょっかいをかけてくる嫌な奴。 斎藤雄馬(さいとう ゆうま)… 私の幼なじみである。 私の家の窓と隣のコイツの家の窓って一緒の位置にある。 なんでそんな設計にしたのか意味分からない。 ぎろっと奴を睨む。 明『うるさい!!黙っててよ!!』 コイツの言うことは苛つくことばっかり!! いつもいつも私を馬鹿にする男なの!! 母『明かり!!いい加減開けるわよ!!』 なんと知らぬ間に母がドアの前に… コイツのせいで… 明『今、行くってば!!』 私はドアの前に向かい、母と一緒に下へ降りた。 雄『ククク…』 なんとこの時に雄馬が笑ってたなんて知るはずもなかった。
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