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…何で明かりがあんなことを言ったんだ…?
悪いのは俺じゃないのか??
最悪なのは俺じゃないのか??
何で明かりが自分のせいにするんだ…??
イミが…分からない。
明かり… 教えてくれよ。
何であんなこと言ったんだ…。
―俺の悲痛な叫びは明かりに届かない。
届きもしない。
胸の中の謎のもやもやが俺を苦しめる。
雄『はぁ…』
思わず零れた溜め息。
久しぶりに溜め息をついた気がする。
トントンと優しく肩を叩かれる。
振り向くと目の前に明かりのお母さんが。
明母『雄馬くん!!遅れちゃうから送るわね!!』
まさかこんな事を言ってくれるなんて。
明かりが言ったのか??
いつの間に伝えたんだろう。
まぁいいや(笑)
断るのも何なので。
雄『あ…ありがとうございます…』
結局乗せてもらうことにした。
俺は、明かりのお母さんにぺこりとお辞儀した
明母『いえいえ…明かりがいつもお世話になってるんだもの♪お礼くらいさせてくださいね』
やっぱり明かりのお母さんは優しいな。
ホント頭が上がらないな~。
雄『スイッマセン!!!ホントにありがとうございます!』
俺は明かり母に学校まで送ってもらった
………俺は明かりのお母さんにペコペコしまくっていたのは言うまでもない。
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