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明『ゆ…雄馬!?』
雄『う…うぅーん…』
今、倒れたせいで雄馬が私を押し倒してる状態。
雄馬は床に手をついてしまっているため私は起きあがれなくなる。
無駄に近いお互いの顔。
一気に心臓が跳ね上がる。
引いていた顔の熱がまた戻ってさっきよりもずっと熱くなって仕方ない。
…雄馬は無駄にカッコいいし学校では女子には人気あるし
おまけにファンクラブまで創られている。
やっぱ雄馬はカッコいい。
整った顔立ち、すらりとした指、いかにもワックスをつけたような色素の薄いはねっ毛、でもこれ癖毛ってのがすごいよなあ………。
雄馬の顔に見惚れていたその時
雄『………俺の顔ジーッと見ちゃって、ホント明かりは俺の事が好きなんだな☆』
にっと少年のような顔で微笑む彼。
明『っ!!?』
なっななななな…、バレてるし、いつの間に…
なんかよくわからないけど、そのニヤリ顔ウザイ!!
更に顔に熱を帯びる。
明『み…見惚れてなんかないし!!
というかその前に好きじゃないし!!』
顔真っ赤なとこ見られたくない!!
私は腕で顔を隠しその隙間から彼を見て蹴り上げた。
雄『ぐはっ!!』
見事、お腹に直撃。
さっきもお腹にやっちゃったけど大丈夫かな??
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