ストーリー1

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明『最悪!!もう先に行くから!!雄馬はお母さんの車乗せてもらって行けば??』 頭に血が昇ってつい言ってしまった。 …ホントは、こんな事言いたかった訳じゃないのに。 そういえば私さっきからヒドい事やったり言ったりし過ぎだな…。 雄馬のこと…嫌いだけど、雄馬がいなければ何も出来ないし。 何、この心にぽっかり穴が開いたみたいな感じ…。 馬鹿みたい…自分。 でも何でこんな泣きそうになるの私?? 自分で言っといて何でこんな辛いの?? ズキズキと痛む胸と涙が出そうになるのをグッとこらえる。 雄馬は置いていき階段を下りて玄関に行き靴を履く。 明『行ってきます…』 なんか急に疲れがドッと溜まったような感じがする。 明『最悪なのは私のほうだな…』 玄関でぽつりと1人呟く。 そう言ってから私は急いで家をでて学校に駆け出した。 雄馬が私の異変に気付いていたのに私は気付くわけがなかった。
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