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…からかいすぎちゃったか??;
また俺は明かりの蹴り上げを喰らってしまった。
いってー!!死にそう…
…あ。一回三途の川まで歩いてたや。
明『…最悪!!もう先行くから!!雄馬はお母さんに車乗せってってもらえば??』
言われた途端ズキッと胸が痛む。
そして最悪という言葉が俺の頭の中でグルグル回る。
なんていえばいいのかな…こう…胸が締め付けられるような、そんな感じがする。
…大丈夫かな俺??
…俺は明かりのことどう思ってるんだ…??
って俺は何言ってんだ…。
なんか高校になって変わったような
可愛くなったのかな??大人のオーラが出ているというか……。
なんて言えばいいかわからねえ。
明かりが他の男子と話してるの見ると苛つく。
俺の明かりに触れるなみたいな…変な感情がじわじわと俺の中で回ってる。
明かりをからかうのは面白いし
明かりの笑った顔、仕草、なんか好き。
…この気持ちは一体なんだろう。
――お互いの《好き》の気持ちは伝えたい相手に伝わらない。
この感情が、恋、だと言うことは自分自身でさえも知らない。
―近いようで遠い。
もどかしい距離なのだ。
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