ストーリー1

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からかったあとに明かりが何故か明かりが顔を歪ませた。 眉を下げて苦しそうな悲しそうな表情をして。 俺………、なんか変な事言ったのか?? それともからかったから?? でもいつもはこんな反応なんてしないはず。 明かりが泣きそうなのを見ていたら何故か抱きしめたくなってしまった。 俺は、その衝動を抑えそのまま明かりの方を見ていたら 数秒後、明かりは俺から離れて行ってしまった。 ――ものすごい悲しかった。 辛くて胸がズキズキ痛んで。 俺の中の何かがぐちゃぐちゃに真っ黒に染まった。 俺は、何で明かりがあんな顔をしたのか気になり明かりにこっそりついていった。 明かりに気づかれるかヒヤヒヤしながら俺は静かに明かりの傍による。 ストーカーじゃないぞ!!大丈夫だ! 明かりは玄関のドアを開けて外に出たとき 小さくて聞き取りにくかったけど明かりが 『最悪なのは私のほうだな…』 と言ったことは間違いなかった。
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