502人が本棚に入れています
本棚に追加
/1485ページ
199 :VIPがお送りします [] :2009/05/02(土) 21:03:16.50 ID:ona6zkd+O
そのあとはまあ色々あった。
( ^ω^)「二次会行くお!」
というブーンの言葉を皮切りに。
クールが河に流されたり。「た、助け……がばぼぼぼ」
ツンが笑ったり。「おほほほほ! ざまあないわね素直クール!」
酒が入ったモララーがシャウトしたり。「こっ、こうちょっ、校長校長校長あンのハゲェェェェ――――――ッ!!」
('A`)
まだDDD! 全員で遊ぶイベントも残っている。
果てしなく不安だし、そもそも遊んでばっかとか全然悪の組織っぽくない。
でも、まあ……。
('A`)
('∀`)「はは……」
これでいいと思う。
200 :VIPがお送りします [] :2009/05/02(土) 21:04:33.63 ID:ona6zkd+O
( ^ω^)「ドックーン」
ブーンの整い過ぎなほど整った顔を見る。
( ^ω^)
――やっぱ笑ってた。
楽しいから……これでいいんだよな、ブーン?
( ^ω^)「好きだ」
それは置いといて。
201 :VIPがお送りします [] :2009/05/02(土) 21:05:32.94 ID:ona6zkd+O
――いいはずがない。
そう気付くのはずっと後のこと。
歪な影達が織り成すパーティは続かない。
月の下、子供を真似て奇妙に遊んでた。
ああ、なんて気持ちの悪い光景。
こんなの、長続きするわけがない。
俺は知らずにいたかっただけ。
ずっとずっと。
河原に誰か、たぶん俺が石を投げた。
水が跳ねる音がやけに遠かった。
知らないところで、なにかが始まっていた……。
最初のコメントを投稿しよう!