第二章

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少し歩き続け公園のベンチに腰を下ろす。 圭介はどういう意味で'居場所になる'と言ってくれたんだろう。 このまま甘え続けていいのかな? でも本当の私を知ったら… このままじゃ駄目だ。 私は鞄から求人雑誌を出した。 ファミレス、居酒屋、コンビニ…沢山の店が載っている。 住む所もない私はまず面接で落とされるだろう。 寮付きのバイトを捜すしかない。 しかし条件を満たす所は見当たらない。 やっと見つけたのはパチンコ屋。 文句を言っている時間はない。 雑誌の上を折り、印をつけた。
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