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続けて雑誌をめくっていくと夜の仕事のページが現れた。
自分に向いていないことぐらい分かっていた。
無愛想で話術もない私がキャバ嬢なんて無理に決まっている。
でも時給は低くてパチンコ屋の2倍。
寮もあるしここで働けば1ヶ月で家を借りる資金も貯まるだろう。
雑誌を閉じベンチに寝転がる。
太陽の光が眩しくて腕で目を覆った。
定食屋のホストの顔が浮かぶ。
彼らと同業…未知の世界。
圭介はどぅ思うだろう。
嫌われてしまうだろうか。
でも1ヶ月…1ヶ月でまとまったお金が入る。
それからは真面目に働けばいい。
私は起き上がり公園をあとにした。
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