第二章

14/36
前へ
/487ページ
次へ
「じゃあ行こうか」 空になったお皿を持つ彼の後をまたついて行った。 扉の中に入ると数人のスーツを来た男達が忙しそうに動き回っていた。 彼らをボーイと言うらしい。 裏方の仕事をする人。 そして女の子達が働きやすい様にフォローするのが一番の仕事だとさっきの男が歩きながら説明した。 壁は帯状の鏡が連なっていて黒で皮のソファーが沢山並んでいる。 視線が落ち着かないまま一番奥の席に案内された。 「じゃあこれに記入してくれるかな?」 一枚の紙を渡され、その男は去って行った。
/487ページ

最初のコメントを投稿しよう!

112人が本棚に入れています
本棚に追加