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土方「💢総司、ふて寝は止めて報告書でも書いてろ!」
―スパーン
『死ね』と言われた事にムカついた土方は怒鳴って出て行った。
総司「面倒臭いな~。」
そう言っても布団を片付け、机に向かった総司。
山崎「遅かったね~。」
大部屋にいる浪士に向かって、新選組の目的などを話す近藤と見張っている山崎。
近藤「ちょうど良かった。局中法度について話す所だったんだよ。」
土方は近藤の脇に座り、浪士を睨みつけた。
桜華に話してなかったな…。
まぁ、アイツが裏切る事は無いからいいか。後で言えば。
土方「後程紙に書き、常に持ち歩け。
一、士道に背き間敷事。
一、局を脱するを不許。
一、勝手に金策不可。
一、勝手に訴訟取扱不可
一、私の闘争を不許
右常々相背候者切腹申付べく候也。
いいな!!」
『はい!』
土方の問いに声を揃えて返した浪士。
土方「山崎、桜華の所へ行って『総司が拗ねてるから帰って来い』って伝えてくれ。」
山崎「桜華関係なら良いよ~。」
スタスタと歩いて出て行った山崎。
土方と近藤は浪士の部屋を考えた末、桜華に用意した大部屋にした。
(※大部屋の理由は後程。)
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