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総司「桜華さんは紺が似合うと思いましたから。
それに…。」
最後まで言わずに総司は嬉しそうに自分の買ってきた浴衣を羽織っている桜華を見た。
桜華「ありがとうございます!
着物とは違いますよね?何ですか?」
総司「…え?浴衣を知らないのですか?」
物事を知らなすぎだ。
桜華「浴衣ですか。あ!この紐は!?」
やっと気付いたか。正直、髪紐の方に時間かけちゃったしな~。
総司「長い髪を縛るのに良いかと思いましたから。
両方、気に入ってもらえましたか?」
桜華「はい!」
その後も買ってきた着物の色が自分に似合うかと思い聞いたり、話したりした。
―スパーン
山崎「桜華!…総司、そな睨まんといて;
土方の野郎が大至急来いって言ってる。」
そう言って無理やり桜華を連れ出した山崎。
後で土方フルボコにしてやろ~。
刀の手入れを入念にし始めた総司。
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