4250人が本棚に入れています
本棚に追加
/894ページ
…ヤベェ、寒気がする。
今日は寝るか…桜華が居るからどうすっかな。
―バタバタバタ
―スパーン
山崎「連れてきたよ~。」
土方の部屋だと思っていたが、中に居たのは土方・山南・夕で山南の部屋だった。
土方「どうすんだよ。」
さすがに鬼でも仕事を辞めてまで新選組で働きたいと言う子を無理矢理追い出すわけにはいかない…らしい。
夕「だから!桜華さんの身の回りの世話の“ついでに”新選組の世話もしてあげるし!お金も要りませんって!!」
力説する夕。桜華と山崎は苦笑いする。
山南「動機も理由も桜華君だよ。」
そう言って山南も苦笑いする。
山崎「…~桜華は俺のだから~。
お子ちゃまは帰りな~。」
シッシッと手を振る山崎。
土方は桜華に耳打ちをした。
土方「女を置くわけにはいかねぇ。
だが、頑として譲らねぇ。
どうすんだよ。」
桜華「…私と同室にしてもらえませんか?私が居れば大丈夫ですよね?」
その場の全員が固まった。
安全だろうが、他の奴らが承諾しねぇんだよ!
俺が認めたらなにされるか…。だから、大部屋にしようとしてたんだよ!
大部屋ならお前の部屋兼荷物置きにして誰か行くだろうからその時は2人限定にすりゃ良いと思ってたのによ!
(※2人なら睨み合ってるだろうからな。)
固まっている土方はそう思った。
最初のコメントを投稿しよう!