4250人が本棚に入れています
本棚に追加
/894ページ
夕「すみません。」
2人は銭湯の帰りだった。
桜華「良いんだよ。」
散々悩んだ挙げ句、華桜と代わったのだ。
夕「桜華さん。実は…布団、1枚しか無いんです。」
申し訳無さそうに言った夕。
桜華「大丈夫。私は壁にもたれて寝るし、羽織りもあるから。」
この為に土方さん、自分が寒さに弱い癖に(※山崎さん調べ)貸してくれたのかな?
新選組の羽織りじゃないけど…。
夕「私がそこで寝ます!着物、もう一枚着れば…!
それか、一緒に寝ましょう!」
それはそれで無理がある。
着物を二重に着るのはおかしいし、2人では狭い。
桜華「夕さん。あなたが風邪を引いたら私が怒られるんです。だから、布団で寝て下さい。」
夕「明日は!どうにか布団を用意しますから!」
そう言った夕に微笑んで眠りについたのだ。
最初のコメントを投稿しよう!