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近藤「トシ、桜華君が居ないからって怒鳴る声、もうちょっと抑えようよ。
夕飯中だよ?みんなも。」
隣に居た近藤に被害が一番大きかった。
土方「聞け!桜華はある女を女中にするため警護に当たっている!
理由は女中が住み込みで働きたいと言っているが、部屋が無いからだ!
大部屋が出来たら女中を連れて帰ってくる!
お前ら!暇な奴は明日から大部屋造りに回れ!
まぁ…希望する奴だけで構わない。」
誰もが土方の言葉に耳を傾けていた。
総司「皆さんやりますよね?」
否定させないオーラと笑顔の総司が言った。
『もちろんだ!』
間取りとかでもめているとき、近藤と土方、山南は笑っていた。
山南「桜華君が来てから変わったね。」
近藤「そうだね。いい意味で新選組が変わったよ。」
土方「今日で2日だぞ?
変わり過ぎだ。
…まぁ、此処がアイツの居場所になったが嬉しいけどな。」
照れながら言った土方に2人は笑った。
『(鬼が照れてるよ。)』
桜華によって未来も変わった。
新選組も変わった。
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