4250人が本棚に入れています
本棚に追加
桜華「すみません。薫ちゃん、居ますか?」
そわそわする魁。島原は初めてらしい。
―バタバタバタ
薫「桜華!来てくれたの!?」
嬉しそうに来た薫。
薫に笑顔で言った桜華。
桜華「今日だけ働かせてもらえませんか?賃金は要りませんので。」
『え!?』
僕、此処で働くの!?男だよ!
魁は汗だくだ。
桜華が私と要るために…。
鬼ごっこから逃げる為とは知らない薫。
花里「あら、桜華さん。
え?…良いわよ。私から頼んであげる。」
桜華から事情を聞いた花里は吃驚しながらも頼んでくれた。
主人「花里が頼み事とは…。
あぁ、君達なら大丈夫だろ。裏方でもやってもらおうかな。」
何とも人がいい主人はあっさりと承諾し、桜華と魁は女物の着物を着て花里の部屋に来た。
花里「あら!あなた達!裏方なんて勿体ないわ!」
花里が興奮するのも仕方がない。
魁は監察として女装をするが、元が可愛らしいので可愛い女の子になっている。
桜華は着物は着れたが化粧が出来ない。
薫にやってもらったが、化けた。かなりの美人で薄化粧。
魁「何で島原なんですか?」
本当は浪士に変装してやり過ごすつもりだっが、桜華が連れて来たのだ。
最初のコメントを投稿しよう!