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主人「最初は男だからと思ってたけどね、あまりにも綺麗だから。
大丈夫だよ。彼も一緒だから。」
え?僕も?
って、何でドキッとしたんだろう。
現実逃避し、桜華の笑顔を見たときの胸の高鳴りについて考えだした魁。
桜華「役に立てますか?」
って!そこかい!
魁は桜華の発言に心の中でツッコミをした。
土方の話を聞いていなかった(※正確には台所から源さんと料理を運んでいた。)から、桜華の常識の無さに驚くばかりだった。
主人「勿論。よろしく頼むね。
薫、座敷に上がる時の着物を用意するから手伝っておくれ。」
主人はそれだけ言うと薫を連れて何処かへ行ってしまった。
花里「あらら。大変な事になったわね。
大丈夫よ、お酒を注ぐだけだから。」
桜華「頑張りましょうね、魁さん。」
ガッツポーズする桜華。
魁「はい。」
はっ!つられて返事しちゃった…。
花里「この店は他より早く始まるから、後…3刻程私の部屋で話しましょう。」
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