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山崎「あれ~?魁が一緒ならこの辺りに居るはずなのに~。」
町の外れ、島原と真逆の場所の屋根に座って通りを見ながら呟く山崎。
魁は馬鹿だから毎回同じ行動するから~、桜華も一緒に行動すると思ってたのに~。
まさか、桜華が魁を連れて隠れてる?
山崎「まさか~;」
どないしよう。
完全に行動が読めへん。
こりゃ、飯所やないわ…、早く見つけんと鬼さんにいや…野郎共に殺されてしまうわ;
山崎「とりあえず情報を探すしかないわな…。」
屋根から飛び降りた山崎は着物に着替えて聞き込みに走った。
桜華「座敷に上がる時の着物、とっても綺麗ですね。」
薫「え、えぇ…///。」
私は桜華の方が綺麗だと思います。
魁「すみません、ここまでしていただいて…。」
とりあえず、感謝を述べる魁。山崎とは違い、礼儀をわきまえるのだ。
主人「こちらこそ。ひいきにしていただいてますし、売り上げも上がりそうですから。」
日が暮れ始めた時、明かりが灯った。
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