壱拾

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土方「そろそろやるか…。」 昼飯を食べ終え、昼寝をし終わった土方は机の上から紙を取った。 どんな反応をするか楽しみだな…。 総司「鬼…土方さん。桜華さん、見ませんでしたか?」 断りもなしに部屋に入って来た総司。 土方「総司ぃ、テメェ何度同じ事言えば分かるんだ?」 総司「それより、桜華さんは?」 桜華以外眼中にねぇのかよ、この餓鬼💢 土方「ホラ。」 持っていた紙を渡すと、総司は穴があくほど何度も読み返した。 土方「テメェらが食いもん粗末にして、喧嘩したのが悪りぃんだよ。 今、山崎に探させてる。」 ―グシャ、スパン、バタバタバタ 土方「クックック…どう転ぶか楽しみだな…。」 声を殺しきれてない笑いは誰にも聞こえる事が無かった。
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