壱拾

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薫「あ、私が運びます!」 桜華「大丈夫だよ。薫さんは大丈夫?運ぶの手伝おうか?」 重そうに運んでいる薫に聞く。 薫「大丈夫です。そう言えば、新撰組の方々が探していましたよ?」 白い髪の男…桜華だけ。 桜華「え?」 山崎さん、見つけられないのかなぁ? やっぱり…気配を完全に消したのがダメだったかなぁ。 桜華「皆さん居ますか?」 薫「いいえ、町を歩いてたら『白い髪の男を見なかったか』って聞いてまわってたので。」 鬼ごっこ…新撰組の皆さんとやってるのかな? 桜華「…そろそろ、約束の時間だと思うので帰りますね。」 残念そうな目で薫は桜華を見る。
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