壱拾

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桜華「うわぁ…、新撰組ほぼ全員出てるかも。」 一番高い所に登って見たら分かる。道には新撰組。 桜華「…山崎さん!」 取り敢えず、迷惑にならない程度の大声で叫ぶ。 山崎「~桜華!」 遠くから見えた山崎。 まばたきすると目の前に来ていて抱きしめられた。 山崎「どこ行っとんたんや? よかったわ~見つかってぇ。」 抱きしめたまま声を出した山崎。服は汗で濡れていて息も荒い。 桜華「すみません。私達の勝ちで良いですね?」 アカン……桜華にわかなわんなぁ…。 山崎「ワイの負けやぁ。」 ―ヒュ~ッ、パンッ 山崎の腕から放たれた光。 小さく色が無いが花火のように一瞬光った。
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