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桜華「今のは?」
山崎「桜華が見つかったちゅう合図や。
…帰ろ~、色々聞きたいし~。」
桜華「私も話したい事があります。
ゆっくり、歩いて帰りましょう。」
2人は屋根を降りると歩き出した。
一「桜華…。」
正面から走って来た一。その後ろからは総司を初め源さん以外の隊長。
桜華「すみませんでした。
帰りましょう。」
その笑顔は今まで走っていた疲れや不安でさえ消えてしまうような笑顔だった。
桜華「多分、明日話があると思うんですが…7日後、新撰組に攻め込むそうです。長州は関係無く、人数もそれなりにいると情報を得ました。」
隊長達は驚いたが、足は止めない。
俺が走り回っている間に情報収集とかしちゃってる~。
さすが、桜華だな~。
山崎「その情報は何処で得たの~?」
桜華「島原です。」
―ピタッ
桜華以外の足が止まった。
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