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山崎「どうしてかな~?;」
とぼけるように言った山崎。
桜華「刀邪魔そうですし…。変な形の刃物を持ってるから……。」
天井から降りてきた時、一瞬刀に腕が当たった。変な形の刃物は着地の際袖がたるんだからだ。
『(ただ者じゃない)』
其処にいる全員が思った。
私、変な事言ったかな…?
言った本人…桜華はなかなかの天然らしく、自覚が無い。
土方「山崎。」
鋭い目つきになった土方が山崎を呼んだ。
山崎「ごめん、仕事があったんだ…。
桜華ちゃん、話はまた今度ね。」
そう言うとそそくさと部屋を出て行った山崎。
山崎「自分もまだまだやな……。」
ボソッ
その声は誰にも聞かれる事もなく、そして山崎の姿を見た者も居なかった。
桜華「なんか…、ごめんなさい。」
取り敢えず、再び謝った桜華。
近藤と土方は驚くばかりだった。
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