壱拾

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『桜華さん!』 玄関では隊士達が迎えてくれた。 山崎「静かにしようね~。」 総司「桜華さんの睡眠を妨害したら殺しますよ。」 後ろで刀に手をかける隊長に隊士は手で口を塞いだ。 源「良く寝てるね。」 最長年齢の源は優しい表情で部屋から出てきた。 一「そうですね。疲れたのでしょう。」 その声に隊士達は静かに桜華の寝顔を見ようと近づいた。 山崎「今日だけは特別だよ~。 少し見たら部屋に戻りな~。」 順々に桜華の可愛らしい寝顔を見て、食事を食べる為に手を洗い座った。 一「私は桜華を寝かせてからくる。」 山崎「抜けがけは許さへんで~。」 一は頷き、桜華の大部屋に向かった。
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