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部屋に戻ると着替えて道場へ向かった。
総司「桜華さん!」
いきなり抱きつかれた桜華は何もせず、固まった。
総司「皆さんが来るまで手合わせをお願い出来ますか?」
桜華「こちらこそお願いします。」
軽く準備運動してから土方にもらった竹刀を構える。
総司「この間のように実戦的なものは避けて、楽しみましょう。怪我しては困りますから。」
この間のように夢中になって怪我させたくありませんから…。
前回は周りに人が居た。どうにか止められる。今は居ない。殺してしまうかもしれないから。
桜華「はい。」
楽しみだな。総司さん、強いし綺麗な太刀筋だから。
―タンッ
―バシッ
桜華「総司さん、お互いに注意しあいましょうよ。」
―バシッ、バシッバシッ
総司「桜華さん、足に注意がいってませんよ!」
足払いしようとするが柔軟な身体なのか、払われた直後竹刀を持ち替えてクナイを持つようにし、総司の足を払う。
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