壱拾壱

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桜華「分かりました。行ってきます。」 部屋を出た桜華を追うように山崎も出た。 ったく、どうすんだよ。 ありゃ、声かけられるぞ。 桜華「ぱさぁん!左之!」 門の前に居たのは普段の着物を着た新八と左之。 新八「誰だ!」 走って近付く女性に驚く新八。 屯所から出てきて俺を『ぱさぁん』って呼ぶ奴、夕しか考えられないけど…。 あんな美人じゃねぇ! ↑かなり失礼 左之「桜華だ。刀を見ろ。」 と言ったが、刀を見て気付いた左之。 本当に美人だな。 新八「本当か!?桜華~!」 全く気付かなかった新八。 桜華「お待たせしました。左之…刀持ってもらっても良いですか?」 左之「ああ。土方さんから言われたのか…。」 新八「スゲェ!!」 ジロジロと桜華を見る新八。 女にしか見えねぇ!! 男色だったら受けだな。攻めじゃねぇ。
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