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華桜「俺は桜華のもう1つの人格。せっかくだから、俺から話した方が楽だろ?な、トシ。」
今は休め…。そしたら、何時もの笑顔に戻ってくれ。
平然と話す華桜に目を丸くする山崎とため息をつく。
ったく…、面倒クセェな。
華桜「山崎、下はススムだよな?ススム、テメェ俺達の過去探ったらしいな。どうだった?どす黒かっただろ?」
桜華が笑うのとは別な男らしい笑い方。
華桜「面倒クセェが全部綺麗に話してやる。だがな条件がある。」
保険をかけとかないと、安心出来ねぇんだよ。傷付かない為にな。
『条件?』
面倒臭そうに土方は頷く。既に承諾しているらしい。
コイツは桜華が一番なんだな。ったく。
土方「条件ってのは?」
華桜「桜華の好きにさせろ。コレだけだ。
テメェが知っている過去は表向き。本当はもっとヤバいぜ?」
山崎は外から見えるよう障子に『入るな』と書かれた紙を貼り、中に戻ると周りに気を配りながら一同様承諾する。
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