壱拾四

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近藤「決まったね。それだと明日は無理だね。桜華君が帰って来た一週間後にしよう。 今回桜華君の初めての戦いだった。みんなコレから隊長になる桜華君の支えに「ちょっと待って下さい。」」 話をまとめ解散させるつもりだった近藤に手を上げた1名。 新八「何で一週間後なんですか?」 空気を読めない馬鹿だ。 みんな疲れて居るのに解散させようとしない馬鹿だ。 土方「明後日、桜華と山崎で潜入捜査をしてもらう。」 ―バタバタバタ 屯所を駆け回る足音が近付く。土方は溜め息をついて障子を開けた。 土方「オイ!走るな!」 近藤の側に居ろと言ったのに断った馬鹿娘に言った。 夕「土方さん!部屋に入ってはダメなんですか!?」 忘れてた…。 貼ったままなのでバカ正直な奴は入らない。覗こうともしないだろう。 土方「もういい頃だろ。入っていいぞ。近藤さん、今日は終わりにしましょう。」 閉めると新八を睨む土方。 近藤「お疲れ様。死体は新八、平助、左之助頼んだよ。解散!」 3人以外が立ち上がり部屋を出ようとする。
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