壱拾四

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左之「何で俺達もなんですか!?新八だけで良いじゃないですか!」 出て行こうとする近藤と土方を呼び止めた左之。新八の被害を受けたのだ。 平助「俺達は関係無いですよ!」 土方「連帯責任だ。近藤さんの邪魔したからな。」 総司は面白い物を見るように眺めているが、他の隊長は面倒臭さそうにしている。 もし、土方ともめた場合止めなくてはならないからだ。 近藤「トシ。私はそんなに気にしてないよ。ただ、“ちょっと”うるさかったから頼んだだけだから。」 『(うわぁ…、スッゲェ気にしてる…。悲しいオーラ出してるし。)』 近藤からは悲しみと怒りのオーラを出している。 土方「桜華の部屋には誰も入るなよ。魁以外はな。」 そう言うと土方は隊長に退室を促す。 近藤「トシ、今日は休みなよ。。」 障子の所に立っていた土方は隊長が全員出ると自分も出ようとしたが、近藤に言われた為振りかった。 土方「近藤さん。あんたも寝ろ。」 そう答えて土方は自室へと戻った。 あんたには新撰組の大黒柱で居てほしいんだ。あんたの重荷…俺に預けてくれよ。
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