壱拾四

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桜華「はい。」 総司は桜華の口元に団子を近づける。 総司「美味しいですか?」 桜華「とっても。」 笑顔で言った桜華の口に次々と入れる。美味しそうに食べている桜華を嬉しそうに見つめながら団子を食べさせる総司。 総司「桜華さん。辛くないですか?」 団子が無くなったので総司は気になっていた事を聞いた。 桜華「初めて人を斬った事ですか? 全く辛く無い…と言えば嘘になりますが、それ程辛くありません。」 総司「どうしてですか?」 桜華さんの表情がわからないけどきっと優しい顔をしているんだろう。 優しい桜華だから辛いハズと思っていた総司はびっくりしたが、自分に心配かけないようにしているのかと思った。
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