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山崎「そこに座って~。
今回の潜入は長州が勢力を集めているらしい所へ行く。目的は3つ。
まず、長州の誰が関わっているかを突き止めること。
次に勢力の確認と目的を知ること。
最後は必要があれば全滅させる。
分かった~?」
真面目な顔で言う山崎に自然と背筋を伸ばした桜華。
コレが潜入…。バレたら全てが台無しになる。
桜華「はい。」
山崎「夫婦として潜入するの~。」
しばしの沈黙。
駄目だったのかな?でも、夫婦って決めてたし…いつでも居られるから安心できる。
桜華「夫婦ってなんですか?」
…え?
考える山崎。
恋人…無理だ。分からない、両親を例えるのは嫌だ…。あ~!!どうすれば良いのかな~。
山崎「えっと…。仲のいい男と女の事だよ;」
苦し紛れの言葉。これなら桜華はわかってくれると思った山崎。
桜華「なら大丈夫ですね。」
山崎「夫婦だから仲良くしようね~。行っておいで~すぐ帰っておいで。やることがあるから~。」
桜華は山崎に礼をしてから竹刀を持って出て行った。
理性保っとかないと大切だな…。
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