壱拾五

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山崎「乾くまで待ってね~。俺は手を洗ってくるから~。」 ドロドロがあった物を持って出て行った山崎。桜華は動けなく暇だ為華桜に話しかけてみた。 桜華「華桜、大丈夫?」 〔あぁ、どうした?〕 華桜には桜華の状況・記憶は分からない。感情や伝えたいと思った事は伝わるのだ。 桜華「夢見は必要な時以外しない。でも、それだと華桜が出て来れないから言って?代わるから。」 〔分かった。桜華、幸せか?〕 桜華「何言ってるの?物凄く幸せだよ。私達を人として受け入れてもらえたんだから。」 その顔に…言葉に嘘は無かった。 山崎「誰と話してるの~?」 帰ってきた山崎は誰も居ない部屋を見て不審に思った。 桜華「華桜と話してました。幸せか?って聞かれて…勿論幸せって答えました。」 幸せそうな顔の桜華を見て山崎にも幸せな気持ちが伝わった。 山崎「良かった~。もう動いて良いよ~。」
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