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土方「桜華…。」
屯所を出てすぐ桜華に話しかけた土方。
桜華「何ですか?」
初めて浴びる朝日。賑やかな町。人。全てが新しい。幸せ。
ルンルン気分で歩く。
山崎「楽しいもんね~。」
2人の両腕を掴み、鼻歌を歌う桜華。
土方は照れてるのか、何時もより目つきが鋭い。山崎は笑顔で歩いている。
土方「太郎丸!」
暖簾をくぐり、誰も居ない店で叫ぶ。
太郎丸「旦那。お久しぶりです。また、刃こぼれですか?」
出てきたのは名前には似合わない厳つい男。
土方「ちげぇよ!
コイツに刀を売ってくれ。」
桜華を指差して言う。
山崎は町の人の目が気に入らなかったらしい。店の外でガンつけている。
桜華は全く気にせず町を見回し、今は置いてある刀を見回している。
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