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太郎丸「良いですよ。可愛い男…小姑ですか?」
桜華を見た太郎丸は土方に言った。
土方「こう見えても総司より、強いぜ。」
太郎丸「はい、はい。
コレはどうですか?」
土方「持ってみろ。」
恐る恐る握った刀。
重い、命を斬る道具…。
軽かったら駄目なんだ…、でも。
桜華「ヤダ。」
―ガシャン
『な!?』
鞘ごと刀を投げた桜華に刀を扱う2人は驚いた。
桜華「この刀[ヒト]じゃない。」
私には釣り合わない。
太郎丸「土方さん!コイツ何してんだよ!」
刀を抱き上げ、必死に言う。涙を流し、鼻水を流しキモイ。
桜華「太郎丸さん。私は完璧な人間じゃない。
この刀は完璧過ぎる。私には釣り合わない。」
その言葉に太郎丸は顔を輝かせた。
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