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土方「で、何でお前達がいる?」
2人が入った土方は眉間に皺を寄せた。
何時もの三割増しで。
総司「ヒュフヘェイフェフ。ヘェ~ファヒィフエヒャフ(休憩ですよ。ねえ~一さん)。」
総司の前には山積みのお椀と串。
一「…美味い。桜華。」
―ハムッ
桜華は一が出した団子を食べた。
山崎「土方さん~。違う店に行こう~。じゃないと俺~殺[そうじ]しそう。」
桜華との甘味屋を邪魔された山崎は黒いオーラを出しながら笑顔で言った。
土方「お前達…、仕事サボったな。」
―ギクッ
桜華「総司さん。その包みは何ですか?」
一に近付いて気がついた総司の脇に置かれた大きな包み。
総司「秘密~。一さん、トッシーがキレそうなんで帰りましょう。
桜華さん。帰ったら私の部屋に来て下さいね。」
一「俺の所にも来い。」
2人は嵐のように去っていき、土方は適当に金を渡して屯所へ戻って行った。
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