参拾七

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土方「総司、寝ないなら近藤さんか山南とでも茶しろ。甘味なら勝手にあるだろ。」 総司を気遣って言った土方立ち上がりながら言った。 総司「絶対ですからね!」 土方の袖を引っ張って言う総司。連れて行ってもらえないと分かった今、ロリコンド変態糞野郎を連れて帰って来る事に念を押した。 一「立てるか?」 立ち上がろうとしている華桜を気遣う一。だが華桜はフッと笑った。 華桜「桜華は今、夢見している。つまり、俺がこの身体の所有者。夢見の力の余波で体調は全開だ。」 スッと立ち上がった華桜に一は文句を言った。 一「…初耳だ。」 無表情だが、不機嫌そうな言い方だ。 華桜「言ってねぇからな。」 クックックと笑いながら言う華桜、反省の素振りすら見せない。 華桜「着替えて来る。」 そう言って出て行った華桜。 土方は総司を引き剥がし、一を連れて門に向かった。
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