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土方「ド変態が喜びそうな格好してどうすんだよ。」
町を歩く3人を見ている女、男色野郎は喜んでいる。
華桜の姿は浴衣をかなりはだけさせており、鎖骨を両方とも丸見え。胸元もよく見えている。
土方と一に挟まれて歩く華桜は声をかけられる度に微笑んで手を振る。
髪の色を聞かれる度に『アナタと同じ色が良かったからです。』と答えていた。
鉄之助「止めて下さい;;恋文が増えて大変なんですから…。」
文の山を持って後ろを付いて歩く鉄之助は華桜に文句を言った。墨をする量もハンパなく、桜華の書く速さについて行くのがやっと。これ以上増えたら間に合わないだろう。
稔麿「桂に会ったら下手な取引しない方が良いよ。あの人、刀はそこそこなんだけど頭は良いし…高杉が居るからね。」
鉄之助の隣を歩く文の山を抱えている稔麿。
土方「此処だ。」
大きい店。暖簾には大きく大和屋と書かれている。
華桜「俺が糞野郎を連れ出すから此処で待ってろ。」
自信満々に言った華桜は1人で中に入っていった。
土方「…一、華桜は怖いな。」
一「ですが、信用出来ます。」
2人は小さな声で会話をした。
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