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月夜｢月夜、一緒…良い。｣
華桜の胸に頬をスリ寄せながら言った月夜。
新撰組で誰よりも(色んな意味で)強い華桜。月夜を気にしたのは幼い頃の桜華と重ねたのかもしれない。
華桜｢さっきの人達は優しいから大丈夫だ。
さて、悪者退治に行くぞ。｣
月夜｢ぞー。｣
華桜は月夜と手を繋いで土方の部屋に向かった。
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土方｢桜華の文の件はそれぐらいにしてやれ。｣
最初の段階で１０発殴った一は土方の近くで主人がボコボコにされるのを無表情で眺めていた。
総司と稔麿は殴る蹴るは当たり前のリンチしていた。２人の手には木刀が握られている。
２人の脇、主人の目の前で火の点いている七輪に手紙を一枚ずつ入れ燃やしている。
土方も鬼の笑みでその様子を見ていたが、桂小太郎を思い出し止めるように言ったのだ。
稔麿｢桂さんと何、話してたのかな？｣
総司と同じ様な無邪気な笑みで聞く。主人の頬が染まったのは言うまでもなく、稔麿は主人のボコボコに殴られた脇腹を思いっ切り蹴った。
―バキッ
効果音としてはおかしい鈍い折れたような音がする。
｢ゲホッ…ゴホッ、ゴホッ。｣
総司｢骨、何本か折れましたね(笑)｣
黙々と文を燃やす鉄之助の脇で楽しそうに言う総司。
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