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―バンッ、バキッ
左之助「桜華!って白くなってる!?しかも、餓鬼んちょ居るし!」
壊れた障子を片手に言う左之助。馬鹿に筋肉は必要無いと思った一と桜華。
月夜はビックリし、桜華に抱きついて震えている。
一「用件を言え。」
左之助「あ…あぁ。大和屋の主人は稔麿と同じ牢屋に入れた。
それと、近藤さんの部屋に土方さんと山南さんが対応してるんだが…お前にしか言わねぇって忍が言ってる。」
無表情ながら据わった目で睨まれた左之助は聞きたい気持ちを抑えて言った。
桜華「月夜ちゃん、此処で待ってて。」
月夜「やだぁ!」
即答する月夜。左之助は障子をどうしようかと一に助けを求めるが、一は左之助の気持ちを無視して桜華に言った。
一「桜華、歩けるのか?」
桜華「大丈夫です。月夜ちゃん、行こう。」
月夜を抱きかかえ直した桜華は立ち上がろうとするがフラつき、立ち上がった一に抱き止められた。
桜華「すみません…。」
一「後ろからついて行く。」
桜華が倒れそうになったときの為について行く一。残された左之助は直そうとするがドンドン状況が悪くなり、木片と紙屑になり果てて行く。
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