参拾八

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桜華「勿論連れて行きます。」 新撰組が子連れで巡察をしては示しがつかず、月夜にも危険が及ぶ。 桜華「私なら“ただの人間”なら余裕で戦えますから。ね?」 月夜「ねー。」 キャハキャハ笑う月夜に和まされる一同。土方もちゃっかり和まされていた。 山南「でも、桜華君。父親が居ないと寂しいんじゃないのかい?」 山南が言った瞬間、和みの世界から引き戻された一同。 父親=桜華と夫婦の式が成り立ったからである。 月夜を手懐ければ桜華との距離が縮まる。 近藤「俺がおじいちゃんだ!」 『(父親を決めてるんだ!)』 心の中でツッコミを入れる。 だが、父親と母親の存在は幼子にとって大切なものであり、新撰組で育つとなると父親の存在が重要になる。 桜華「月夜、お母さん欲しい?」 『へ!?Σ(゚□゚;)』
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