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再び声を張り上げた近藤。ツッコミ所が多いが土方は溜め息だけで押し留め聞く。
土方「何だよ…。」
近藤「おじいちゃんは俺だよな!?」
『そこ!?』と言いたいメンツだが、土方の睨みで留めた。
山南「勿論ですよ。…だったら土方君がおばあちゃんですね(笑)
私は叔父さん辺りにしますよ。」
近藤は目をキラキラさせて喜ぶが、土方はおばあちゃん役に不服そうにシワを寄せる。
土方「俺はいい、副長だけで十分だ。」
桜華「辻風、来て。」
普通より少し大きいぐらいの声を出す桜華。
左之助「そんな「はい。」来たァァァ( ̄□ ̄;)!!」
『嘘だろΣ( ̄□ ̄)!』
そんなんでは何処に居るか分からない辻風に、聞こえる訳がないと思っていた左之助を含めた全員が驚いた。
辻風「やかましい。共に来た者に伝令を頼みましたので、選抜が終わる頃には帰って来ると思います。」
音もなく、前触れもなく桜華の前に現れた辻風。
月夜「ます~。」
辻風の真似をする月夜に微笑みかけてから桜華は頭を下げている辻風に言った。
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